天保3年(1832年)に再建。棟門で、扉は両開き。ケヤキの一枚板を張っている。大名や幕府役人等が出入りした門で、休泊した時には、門の脇に宿札を掛けた。
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御座敷の南西隅に一段高く設けられた8畳の部屋で、床と違い棚、付け書院が設けられている。大名等が宿泊・休憩に使用した部屋で、質素な造りに見えるが、使用された資材には当時の粋をこらしたものを用いており、こった造りとなっている。
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上段の間の欄間には真桑瓜と蝶、葡萄と栗鼠をたくみに彫ったものが用いられている。モダンなデザインで洗練された意匠と評価が高い。桃山時代のものと伝えられている。
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